「脳疲労」について
身体が特別に疲れているわけでもないのに頭が働かない。
十分な休息を取っているのに疲れが翌日に持ち越され「ボーっとする」「だるい」「注意力散漫」「記憶力低下」などの症状が出るその疲れは脳かもしれません。
自律神経の中枢は運動したり、仕事をするなど激しく活動すると心拍数、呼吸、血流の調整をしてくれます。
それにより、活性酸素が発生し脳細胞がさびる、つまり「酸化ダメージ」脳がこのままでは身体に害が及んで危険だ!とシグナルを送ります。
これが「脳疲労」です。
ですから、脳の酸化を食い止めましょう。
① 入眠後、3時間の質を高める・・・・・入眠から1時間でもっとも深い眠りに到達、そこから徐々に浅くなり3時間後には浅い眠いにスイッチ。その交互でこの3時間が脳疲労回復にもっとも大事な時間です。夕方からはまぶしい光を避ける、寝る前にはぬるま湯半身浴、軽いストレッチ、寝具の見直しなども有効です。
② 食事・・・・・イミダペプチドとクエン酸、鳥の胸肉、かつお、マグロに多く含まれます。これらのクエン酸を一緒に取ると尚効果的です。
③香り・・・・・脳疲労を回復させる作用があるのは葉っぱをちぎった時の緑茶の香りなど「緑茶の香り」だけが脳機能を高めて疲労を軽減してくれます。
そのほかにも、紫外線から目を守ることも有効です。またNG行動としては、寝る前のこってりした食事、寝酒、熱い風呂に長湯、大音量の目覚まし時計・・・
脳疲労をためないように心地よい毎日を送れますように・・・
「酵素の効果と摂取方法」
最近良く、酵素という言葉を耳にします。
身体によいのはわかるのですが、何故良いのか?どんな食べ物から効果的に摂取できるのかをまとめてみました。
酵素といっても種類が多いのですが簡単にまとめると人間が生きていくうえの必須の成分です。
但し酵素は体内でも作り出せるので誰しも持っています。外から補充する酵素が多いほど、消化以外に使える割合が増えて、代謝が活発になり、ダイエット効果、便秘解消、美肌効果などが望めます。
年齢を重ねるとやせにくくなりますが、これも体内で作り出せる酵素の減少が一因です。
効果的なとり方として・・・
酵素は熱に弱いので果物、野菜、魚からの摂取が良く、過熱してしまうと摂取はあまり期待できません。
納豆、漬物、黒酢、麹や味噌などの発酵食品も多く酵素が含まれます。
飲むタイミングも重要です。
夜より朝の摂取、食事の前の空腹の状態にドリンクやサプリメント、酵素の含まれる食材を食べることで吸収が早くなります。
食欲の秋ですが、こんな事に気をつけながら、また、美容と健康を意識しながら美味しく食事を頂くのはいかがでしょうか?
「光毒性」
光毒性という言葉をご存知ですか?
光に当たると紫外線に過敏に反応し肌に何らかのダメージを与えてしまう、という性質のことです。
光毒性を持っている成分として、植物に含まれる「ソラレン」があります。
ソラレンを含むものを食べてから外出して紫外線を浴びてしまうと肌にかゆみや赤み、シミ、色素沈着を引きおこす可能性があります。
食べてから、2時間程度で血流と共に全身に行き渡り、7時間ほどは反応します。
その食べ物とは?
果物・・・レモン、オレンジ、グレープフルーツ、イチジク、キウイ、アセロラ
野菜・・・パセリ、セロリ、しそ、三つ葉、きゅうり
サプリメント・・・クロレラ
美白の為のフルーツは昔はきゅうりパックなどもありましたよね。
今では、きゅうりパックはオススメではないようです。
ビタミンCの多い果物や野菜は是非とりたいものですが、美白の為にも夜に食べるようにしましょう。
それから香水の成分にも光毒性のあるものもあるようです。
日差しの強い日などはつける部位にも注意したほうが良さそうですよ!
「睡眠トラブル」について
☆鉄分不足も要因になる「むずむず脚症候群」
女性に多く眠くなると脚にしびれやほてりの不快感が生じ眠れなくなる、この症候群。脚を動かすと消えるが、眠くなるとまた出てくる病気。遺伝や体質もあるが鉄分不足も要因の一つ。
貧血や妊娠中の人におこりやすい。
☆睡眠不足は「確実に太る」
寝ずに頑張る自虐は卒業して
睡眠不足は食欲を増すホルモンが増え、満腹感をもたらすホルモンが減る。つまり空腹を感じやすく、つい食べ過ぎてしまい、太りやすくなるそう・・・・
女性ホルモンの影響で整理前に眠気が強くなる事も。この場合はカフェインも効かないので身体を休めるのが得策です。
☆小顔、ぽっちゃりは要注意?「睡眠時無呼吸症候群」
太っている人だけだと思ったら大間違いで小顔の人にも多い。あごが小さく舌が収まらず気道におちてふさいでしまうため、いびきや無呼吸になりやすい。
朝起きて妙に口が渇き、のどが痛い、寝た気がしない、途中で目覚める人は無呼吸になっている可能性が大です。
☆まずは睡眠時間の確保「睡眠儀式も有効」
ノートパソコンやスマホは充電が足りないと使える時間が短いのと同様で人間の睡眠も7~8時間必要なのに足りないと稼動できない。
不足しているときは10分程度の昼寝も有効。
38~39℃のぬるめの入浴で身体の深部を温めれば、自然と熱が下がるときに眠気が起きやすくなる。暗めの間接照明や暖色照明で自然な眠気を
誘うのも効果的です。
睡眠不足は仕事の作業能率が4割おちるというデータもあります。眠れない、起きられない、日中の眠気をこれで解消しましょう。
先日、インターネットの記事を見ていたら「大学生活4年間でどこまで変われるか?」との題名が出ていました。
おおまかな題でいうと
①可愛い娘からテクニックをぬすむ
②集まりにはとにかく参加する
③美容室にこだわってみる
④好きな人をつくる
そこにはその4年間の中でどれだけ素敵な大人になれるかというテクニックが色々出てましたが、女性なら年齢に関係なくいつまでも素敵に年を取りたいと思うものではないでしょうか?
10代なら、より可愛くみせたり、20代なら、学生から社会に出て行く年頃でTPOから他人から見られても素敵に見られたい、30代なら、そこには自分らしさ、人の真似より自分を輝かせたい、
40代なら、少しづつ体力や色々な変化に対応しつつも自分をしっかり把握することが大切になり、50代からは老化にむけて体力、気力、共に生活を考えていけるようになることが大切だと思います。
今は見た目も若く美しく年齢を重ねている方が多くいるように思いますが、どうしていいか分からない、自分にあっているかわからないなど悩みも沢山あると思います。
もちろん、素敵な人のテクニックをまねるのも良い事ですが、まねをしても自分に似合うかどうかは別問題。
好きと似合うは違ったりします。危険です。
年齢を重ねるごとに友達も少なくなり、体力もなくなるので、つい集まりなどに参加するのも億劫になりがちですが、好きなこと、趣味を持つことも心や身体の健康につながると思います。
また、色々な人と出会うのは良い刺激になりますね。
好きな人を作るのは・・・・現実でなくても乙女心を維持するのに映画やドラマなどでも泣き、笑い、それが感情を養うことになると思います。
そんなことを一緒に考えて自分をわかってもらえる美容師さんに相談できるというのが本当に大切なことだと思っています。
どんなに高価な服、装飾品をつけていても、肌や髪ががさがさだととても貧しそうに見えてしまいます。
それなりの服装でも清潔で肌や髪につやがあると品良く綺麗に見えるものだと思います。
美容師さんには好きな事、嫌いな事、ライフスタイル、お肌や髪の悩み、ETC、色々ご相談ください。
そして自分を上品に綺麗に仕上げてもらってお友達に「素敵!!!」と言ってもらえたら私達美容師冥利につきます。
そのために日々お勉強をしております。
女性の朝は忙しい!!
毛先をぬらして落ち着かせる、一つに結んでごまかす、など髪にかける平均時間は7分だそうです。
そんな時、寝る前のまとまりを維持して少しの手直しで出かけられるという商品のご紹介です。
☆ メルティーバター(モイストモリンガバター配合) ¥2200
古代エジプトでは奇跡の木と呼ばれたモリンガの種子からとれるオイル。熱で溶けて、冷えて固まる性質を利用してドライの前に塗布し、ドライヤーの熱でバターが溶 け、ドライ後冷えて固まり、まとまりが維持されます。カールアイロン前につけてもカールが持続されます。たんぱく質が流出した毛髪も補修します。
☆ ディーセスエルジューダサントリートメント(SPF25・PA+++) ¥2600
ダメージケア+紫外線カットがこれからの季節に必要です。UVカット成分が均一に広がり髪表面をなめらかに。タオルドライ後中間~毛先に塗布し手に余ったトリートメントを紫外線を浴びや すいトップ表面に、分け目など頭皮にも使用できます。
☆ プラーミアボリューマイザー ¥2400
倒れた根元をふんわり立ち上がりを作る毛髪ケア成分配合。40代~50代のリアルな悩みにクローズアップ。ドライヤーの熱から守り、はり、こしを与えます。
ボリュームがほしいトップに塗布し、指を使い根元に泡をもみこむ。頭皮についても支障はありません。その後ドライヤーで経たせるようにドライします。スプレーのようにぱりぱりにはならず、
自然なボリューム感が出せます。
今ではアウトバストリートメント(入浴後)は必須アイテムとなっています。
まだご使用で無い方はスタッフまでお尋ねくださいませ。
「花粉症対策・花粉症に効く食べ物と悪化させる食べ物・各10」
☆効く食べ物
1. レンコン カテキンがアレルギー症状を起こす抗体の血中濃度を下げる
2. わさび 花粉のアレルゲンタンパクを別物質へ変え、発症を抑える
3. バナナ 8週間食べ続けるとくしゃみを緩和すると言うデータが取れた
4. しそ αリノレン酸には抗アレルギー作用がある
5. 玉ねぎ ポリフェノールの一種、ケルセチンを含み、改善に効果を発揮する
6.ふき ポリフェノールの一種、フキノール酸を含み、ヒスタミン、ロイコトリエンが出るのをブロックする
7. ヨーグルト 花粉症の原因となるIGE抗体の活動を抑制、アレルギーにも有効
8. 甜茶 予防策として発症する前から飲み始めたほうが効果的
9. きくらげ 花粉症対策として話題の「ビタミンD]
10.青魚 DHAが鼻づまりの発症を抑止する
☆悪化させる食べ物
1. 生トマト ヒスタミンを多く含む
2. メロン ブタクサ花粉症の人はウリ類に注意が必要
3.牛乳やチーズ アレルギーや花粉症の引き金になりやすい
4. ファーストフード トランス酸を多く含んだ食べ物は免疫機能を低下させる
5. アルコール お酒に含まれるアセトアルデヒドがくしゃみ、鼻水、鼻づまりを悪化させる
6.ソーセージ、ハム 亜硝酸塩が含まれており、過敏性を高める刺激物も含まれている
7. 砂糖 粘液の分泌を促す成分が含まれ、症状を悪化させる(黒砂糖、蜂蜜はOK)
8. 小麦粉 グルテンはホルモンバランスを崩し免疫構造を弱めてしまう
9. マーガリン トランス脂肪酸を多く取るとくしゃみ、鼻水症状が出やすくなる
10.辛い物 刺激物は粘膜の毛細血管を広げ、鼻水の量を増やしてしまう
皆様、つらい時期はあと少し! 頑張って乗り切ってくださいね
ホルモンと睡眠
40才を過ぎたころから多くの女性が感じる身体の不調や衰え、この変化に大きく関わってくるのが急激な女性ホルモンの減少です。
女性ホルモンが減少すると肌ではコラーゲンの生成が衰え、しわやたるみに、身体では内臓脂肪がつきやすくなります。
そして自律神経のバランスが乱れ、睡眠力も低下します。
身体と脳を休め、心身の疲労を回復させる睡眠だからこそ質が落ちると慢性疲労や肌荒れ、また老化につながることにもなります。
今の時期の睡眠の妨げとなるのが、「冷え」
新陳代謝や血行などからだのめぐり機能が減退します。
冷えは肩こり、腰痛、不眠、免疫力を高める腸内環境つくりでめぐりの良い身体を目指しましょう。
質の良い睡眠のポイントは光、香り、保湿、リラックス、の4つです。
光: 何時に眠ろうと成長ホルモンが集中的に分泌するのは、眠り始めの3時間のようです。一般的には7,8時間の睡眠が美容や健康には適していると言われています。
香: 香りはそれ自体が眠りをもたらすものではなく香りの成分が鼻から脳に届くことによって快眠を促すものです。アロマなどで上手に取り入れましょう。
保: 首、手首、太もも、足首を温める、冷えの原因の6割がストレスと言われ、冷えを感じている人の7割が熟睡できていないと言うデータがあります。
り: 心身にストレスが多いとベットに入っても緊張状態が持続し、寝つきが悪くなります。そんな時には1分の軽いエクササイズを!!
特に筋弛緩運動がおすすめです。椅子にすわり、顔、手、つま先、全身にぎゅっと力を入れ、そのまま5秒キープ、その後からだの力を全部抜いて、ふー!!を5秒
間。これを5回ほど繰り返します。そして最後は深呼吸でおしまいです。
質の良い睡眠で元気に若々しく活動的に過ごしたいものですね。
☆ 恒例行事の意味って知っていますか?
巷では年々、ハロウィーンの仮装が盛り上がっていますよね?
仮装が特にクローズアップされていますが、ハロウィーンの本当の意味を知っていますか?
ハロウィーン・・・・・・・・・ 元々は秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。
ジャックオーランタン(かぼちゃのちょうちん)を作り、悪い例を怖がらせて追い払う為、家の戸口に置くという習慣もあります。
先祖を敬ってお祝いする日本のお盆と似た風習と言われます。
海外の行事ばかり注目されがちですが日本の行事についても触れてみましょう。 少し早いですが、「お正月」について
お正月・・・・・・・・・・・・・一年の最初の月のこと。年神様(としがみさま)をお迎えする行事のことで、1月の別名でもあります。
年神様をお迎えする行事ですから、年末にすす払いをしたり、門松やのし飾りを飾るのはその準備の為です。
元日と元旦・・・・・・・・・・元日は1月1日の意味ですが、元旦は1月1日の朝のことをさします。
年神様が降臨するのは元旦、つまり1/1の朝ですので、くれぐれも新年早々お昼まで寝ていた、なんて事のないように。
元日は掃除をしてはいけない!!
元日に掃除をすると福を掃きだしてしまうといわれています。
当たり前に過ごしていた行事でも知らないことってありますよね。
年末、皆様体調にお気をつけてお過ごしくださいませ!!
「メンタルビューティー」
皆様にも心に残るハッとさせられる一言に出会ったことがあると思います。
私にもいろいろありますが、先日、あるビューティー番組で
「何が自分にお化粧をさせ、ダイエットをさせるのか、動機を見つけるのが確信と言えます。
どんな人生を選ぶか体と心と人生は一つで別々には語れません」
という言葉です。
私は先日、「体の糖化を計る」ということをしてきました。幸い、私は実年齢より7歳若い、という結果でした。カウンセリングにより、日頃の食生活や習慣、運動などの見直しをする良いきっかけにもなりました。
また、今年の誕生日にカッサアップというフェイスリフトが出来る器具を頂きました。これが本当に手軽に面倒なく毎日、続けられるので、効果を感じます。
体重を意識したり、ひじやかかとをチェックしたり、化粧水パックをしたりとか色々と何故こんなに毎日のように頑張るのか?というと・・・・・・
私は美容師でお客様に見られているからだと思います。自分もエステなどに行った時、確実にお肌のお手入れが出来ていない人に施術してもらうのは「効果はないなぁ~」と思ってしまうし、お洋服のセンスの合わない店員さんに「こちらがいいですよ」とすすめられても信じられないし、自分のお客様にそう思われたくないからだと思います。
もちろん、年も取り、美人でもなくコンプレックスだらけですが、それを克服することが美容の仕事につながっていきます。
私の好きな言葉に
「二十代の顔は自然から授かった物。三十代の顔は自分の生き様。だけど五十代の顔にはあなたの価値がにじみでる。装うことは素敵だけど、装わされることは哀しい。装いは知恵であり、美は武器。そして謙虚さはエレガンス」
と云う言葉があります。
その言葉はまさに「体と心と人生は一つ」という事に繋がっていくと思います。
そして嫌いな言葉は執着です。
自分が良いと思ってやってきたことなのに、いつの間にかそのことにとらわれて手放せなくなり、苦しくなってしまう状態。どうやっても過去に戻ることなく確実に一つ一つ年を取っていく中、これらの言葉を何かのたびに見て、自分の心、身体、過ごし方に注意し、励まして毎日を過ごすようにしていたら、やってくる幸せや不満にもとらえ方が変わり、健康な心身、素敵な顔を作っていくと信じています。
人生何十年生きるか、人それぞれですが、素敵な老人になりたいという私の宿題です。
※ 糖化とは
体の中でたんぱく質と余分な糖が結びついてたんぱく質が変性劣化してAGES(糖化最終生物)という老化物質を生成する反応をいいます。
この老化物質(AGES)は分解されにくく、そのASGESの蓄積は、肌や髪、骨などの全身の老化を進行させ、さらには体調不良と様々な病気(糖尿 病、高血圧、がん等)の温床にもなります。