WINDS COMMUNICATUON H28.12月
「食べ過ぎの人は胃腸を酷使して老ける」
100人中およそ94人! これは’15年に人間ドッグに異常ありと認められた人の割合です。
身長計測、血圧、血液検査など人間ドッグで異常なしと云う人が少ないということですよね。
それには人間ドッグ受診者の平均年齢が上がったことや若い人の受診者が減っているためともいえますが、この調査で肥満の人が減っていないという結果も出ているそうです。
飽食日本というくらい食べすぎが影響しているといえるようです。
腹八分目といいますが米国ウィスコンシン国立霊長類センターでアカゲザルに自由に好きなだけ食べるグループと食事を3割減らしたグループに分けて健康状態を観察した結果、3割減らしたグループは糖尿病の発症がゼロ!心血管疾患の発症率も半分以下になったそうです。
さらにはカロリー減のグループは寿命も大幅に伸びているそうです。
逆に自由に食事を取っていたサルは顔つきや毛並みも老けてしまったようです。これには長寿遺伝子といわれる「サーチュイン遺伝子」が深く関わっています。
この遺伝子は飢餓状態になると細胞内でエネルギーを作り出すミトコンドリアを増やし、細胞内の老廃物を除去します。
さらに細胞から活性酸素を排出して若返らせるそうです。 ’00年に発見されたこの「サーチュイン遺伝子」が最も活性化するのが「腹八分目」だともはんめいしています。
たとえ健康に良いといわれる食品だとしても食べ過ぎは血液が消化器官に集まり、胃腸を酷使してしまいます。
腹八分目は医者要らず!とも言うそうです。日々のちょっとに気をつけたいものですね。まさしく私にはドッキリ、冷や汗のお話でした。
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