WINDS COMMUNICATION H.28 3月
ホルモンと睡眠
40才を過ぎたころから多くの女性が感じる身体の不調や衰え、この変化に大きく関わってくるのが急激な女性ホルモンの減少です。
女性ホルモンが減少すると肌ではコラーゲンの生成が衰え、しわやたるみに、身体では内臓脂肪がつきやすくなります。
そして自律神経のバランスが乱れ、睡眠力も低下します。
身体と脳を休め、心身の疲労を回復させる睡眠だからこそ質が落ちると慢性疲労や肌荒れ、また老化につながることにもなります。
今の時期の睡眠の妨げとなるのが、「冷え」
新陳代謝や血行などからだのめぐり機能が減退します。
冷えは肩こり、腰痛、不眠、免疫力を高める腸内環境つくりでめぐりの良い身体を目指しましょう。
質の良い睡眠のポイントは光、香り、保湿、リラックス、の4つです。
光: 何時に眠ろうと成長ホルモンが集中的に分泌するのは、眠り始めの3時間のようです。一般的には7,8時間の睡眠が美容や健康には適していると言われています。
香: 香りはそれ自体が眠りをもたらすものではなく香りの成分が鼻から脳に届くことによって快眠を促すものです。アロマなどで上手に取り入れましょう。
保: 首、手首、太もも、足首を温める、冷えの原因の6割がストレスと言われ、冷えを感じている人の7割が熟睡できていないと言うデータがあります。
り: 心身にストレスが多いとベットに入っても緊張状態が持続し、寝つきが悪くなります。そんな時には1分の軽いエクササイズを!!
特に筋弛緩運動がおすすめです。椅子にすわり、顔、手、つま先、全身にぎゅっと力を入れ、そのまま5秒キープ、その後からだの力を全部抜いて、ふー!!を5秒
間。これを5回ほど繰り返します。そして最後は深呼吸でおしまいです。
質の良い睡眠で元気に若々しく活動的に過ごしたいものですね。